「So What」

出典:METALLICA公式サイト(https://www.metallica.com/)


出展:[YouTube]「So What」 by Metallica (originally releasd by Anti-Nowhere League)

高校時代、友人の影響で洋楽を知った。
ロックが好きになり、英語が得意になり
大した動機や大義名分もなく、外国語大学に進学した。

高校時代は英語の成績が良かった。
「英語と言えば〇〇くん(私の苗字)」と言われていた。
実は、親父も英語教師であったことを思い出した。

そのプライトは、大学時代に粉々に打ち砕かれることになる。

初めての授業。
教授はもちろんネイティブ(確か、オーストラリアの方だったかと)
なぜか周りのみんなは英語がしゃべれる。
今まで経験したことのない冷や汗をかき
天井のシミを数える気分で何億年にも感じる時間を耐え
口からでてきた言葉が皆さんおそらく本投稿の題名でお察しのとおり

「So What?」

の一言のみ。

思い返してみれば、高校時代の熱血英語教師は
私に「Politician」と「Statement」の意味の違いを答えさせ
プリントの裏側にそのつづりを10回以上複写させ
身体で覚えさせていた。

幸い、エリック・クラプトン率いる「CREAM」の楽曲のおかげで
幸い、「Politician」の意味は知っていた。

出展:[YouTube]「Politician」 by CREAM

しかしながら、中~高校の6年間の英語教育と
東〇衛星予備校の高い授業料がもたらした英語力は

「So What?」

の一言のみだった。

イギリスにホームステイに行ったとき、嬉しさと感謝を述べるため
親父に国際電話をかけ、ホストマザーに電話をかわろうとしたが
親父は

「わしは書く専門だから、しゃべれない。やめてくれ」

と言った。

・・・

「なぜオレはあんな無駄な時間を・・・」 by 三井 寿

しかし、学生生活で良いことはあった。

山梨での英語合宿で
「シャドーイング」を教えてもらったことだ。

それからと言うもの、CDウォークマンでいつもCNNを聞きながらシャドーイングをしていたが
友人からは
「独り言の多い変人」
だと思われていただろう。

けれども、私の英語力は手前味噌ながら、ぐんぐん伸びた。

奨学金で通っていた「〇OVA」の講師からは

「あなた、ろくに授業に来ていないのに、なぜ急にレベルが7Cから4に上がっているの!?」

と驚かれた。

したがって、プログリットの評判はさておき
中吊り広告のコピーライティングには賛同している。

西野 亮廣氏による

「シャドーイング これ 学校でやってよ」

というやつである。

教育委員会がシャドーイングを外注すれば良い。
進学高は既にシャドーイングを授業に取り入れているかもしれないが
もっと全国的に広めるべきだ。

しかし、英語を使って仕事をするようになり、実感するのは
英語を習得するには、実は国語や日本の文化を学ぶことが一番の近道であるということだ。

これは、世界をまたにかけるビジネスパーソンであれば
共感いただけると信じている。

そして、2番目の近道は、ネイティブの友人、特に彼氏や彼女をつくることだ。
特にお子さんを進学校へ行かせたり、留学させる経済的余裕がない家庭はこれが効く。

「だからなに?」

ですと?

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