「ベリーベリーストロング ~アイネクライネ~」

出典:「アイネクライネナハトムジーク 上 」  [原作] 伊坂 幸太郎 [作画] いくえみ 綾


出典:[YouTube]「ベリーベリーストロング ~アイネクライネ~」 by 斉藤和義

営業とは高尚な仕事だ。
太鼓持ちだと言う方もいらっしゃるが
そんなことはない。
ただし、どんな仕事も大変であり、優劣などない。
人様から銭を頂くというのは大変なことだ。

「自分の仕事が一番辛いと思う奴にはならない」

牧野フライス製作所のNo.1の営業という方に逢った。
人伝いに聞くと、機械を一番売っていたらしい。

営業センスというものは、もって生まれたものだ。
営業センスのない方は、努力したら、ある程度は成果を上げることは可能だが
突き抜けることはできない。

氏曰く、

「営業は1日、1時間いや 1分1秒が勝負なんです。
1秒を積み重ねたものだけが機械を売ることができます。
工作機械は引合から受注まで半年はかかるとよく言われますが
(引合⇒仕様打合せ⇒見積提出⇒競合比較⇒キーマンとの接触⇒ネゴ⇒発注とプロセスが長い)
私から言わせれば、そんなのもの、ただのまやかしです。
お客の欲しい気持ちを高め、設備投資を1日でも早くしたい気持ちにさせれば
機械は必ず売れます」

神田 昌典さんの考えに似ている。

また、氏曰く、

「ロイヤルカスタマーなんて存在しないんです。
それにロイヤルカスタマーという言葉は嫌いです。
百歩譲って、ロイヤルカスタマーという表現を借用するとすれば
機械を購入してくださるお客様はすべて手前どものロイヤルカスタマーです」

営業とは高尚な仕事である。

 

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