5面加工門形マシニングセンタ MCR-S

画像及び文章引用：「オークマ株式会社」ウェブサイト

プレス金型の生産革新
高速高品位
5面加工門形マシニングセンタ
MCR-S

超高速・高品位加工機　プレス金型の生産革新を実現
金型加工機に求められる「高速度・高精度・高面品位」を
徹底的に追求。
後工程に必要な「磨き」や「上下型合わせ」の作業時間を削減することで、
金型製作のリードタイムを大幅に短縮します。

Industries
自動車用プレス金型をはじめ、シャープなエッジや
滑らかな曲線美など、高面品位加工が要求される現場に
導入されています。

Feature
01 高速高い形状精度と加工面品位を維持しながら
クラス最速の連続切削送りを実現
高速連続切削送りを実現する機構と 20,000min^-1の
高速主軸ヘッド
最適な冷却で形状精度を維持しながら加工時間25％短縮を実現。
高速送りでも高い追従性を確保する機械設計です。

• 平均連続切削送り速度

  X軸・Y軸：20m/min
  Z軸：10m/min

• 加工時間

  25% 短縮^※（従来機：7時間13分/MCR-S：5時間25分）

  ※自動車サイドパネル加工における従来機比

02 高面品位金型の高い面品位を実現する仕様を標準装備
手仕上げ工程の時間を削減するHyper-Surface
加工面不良につながる加工プログラムの乱れを自動で補整し、
加工面のスジ目を抑えた高面品位加工を実現します。

大型機の熱変位を制御するサーモフレンドリー プレミアム仕様
環境温度変化によるZ軸の傾きを1.7µm/200mmに抑え、エリア段差10µm以下を実現します。

各軸の位置決め精度を高めるアブソスケール（X・Y・Z・W軸）

03 高効率重切削も可能な機械剛性で荒加工から仕上げ加工までを1台で完結
金型の生産リードタイムを短縮

高トルク・高出力のビルトインモータ主軸
強力主軸による重切削で加工時間を短縮。
荒加工から仕上げ加工までを1台で完結させることで、
段取り替えの作業時間も大幅に短縮します。

• 加工能力

  710cm³/min
  （被削材：S45C/Z軸突き出し：800mm、全方向加工）

• 主軸回転速度

  10,000min^-1

• 最大出力

  26/22kW（30分/連続）

• 最大トルク

  735/622N・m （30分/連続）

※データは実績値であり、仕様、工具、加工条件などによって記載のデータが得られないことがあります。

基本情報

項目	単位	MCR-S
有効門幅	mm	2,650、3,150
テーブル作業面の大きさ	mm	2,000×4,000～2,500×6,500
主軸回転速度	min-1	10,000
工具収納本数	本	50
主電動機	kW	26/22（30分/連続）
機械の大きさ （W×D×H）	mm	7,370×10,730×6,420～7,870×16,430×6,700